イギリスコットン　トート型ボストンバッグ

　東北復興の願いを込めて、やたらと祭りが開催されています。皆さん喜んでいらっしゃるのでいいのかとは思いますが、個人的には祭りがあまりにも商業化され過ぎているようで、祭りの神様が怒りゃしないかとヒヤヒヤします。
その時期にその場でやるから意味があるのではと首を傾げてしまいます。

マスコミのインタビューには、「元気をもらいました。」「明るい気持ちになれました。」など観客が答えていますが、本当に悲しい人は祭りには出向かないと思います。とにかく静かに鎮魂の祈りを捧げて欲しいと思うのではないでしょうか。私がそうでしたから。

そんな時、渡辺美里さんの「My Revolution」を久しぶりに聴き、夢や希望に満ちてがむしゃらに突っ走っていた二十歳の頃とはまた違ったフレーズが心に響きました。

　「きっと本当の、悲しみなんて、自分一人で癒すものさ～」

どんなに励まされても、結局最後は自分で乗越えていくしかないんだと思います。事実を受け止め、その事実を感謝できるレベルまでいって、ようやく乗越えたと言えるのではと自分は思っています。

　さて今回は、花のデッサン画のような生地が気に入ってバッグにしてみました。ハッキリ言って、少し遠目から見たほうが見栄えがいいです。絵が素敵ですので、なるべく飾らないように仕上げました。

表生地はいつものようにキルト加工し、革タグとリネン混レースで縁取りした20ｃｍファスナーがついています。

ボストン部分は、片側に２室に分れたポケット（ペン挿しと小物入れ）がついており、内側は２室に分れたメッシュポケットが両サイドについています。縁部分は、型崩れしづらいようにポリ芯入の玉縁加工をしています。

持ち手及び底面部分にはしっとり柔らかな本革を使用していて、非常に手に馴染みます。

※ショルダーベルトはオプションになります。（別途800円）

寸法は２番目の写真に記載されています。

[Show slideshow]