フランスリネン ラウンドファスナー長財布
あまり話題になることはありませんが、今年は新渡戸稲造生誕150年にあたります。
『願わくば、われ、太平洋の橋とならん』という言葉は有名ですが、教育者としてあるいは国際連盟事務次長として国際平和のために奮闘された方です。一般的には、前の5000円札の人と言えば分かるのではないかと思います。
南部藩(盛岡)の武士の家系に生まれ、祖父がその当時不毛だった今の青森県は十和田市の開田に尽力され、今でも新渡戸家は尊敬される存在です。そんなこともあり十和田市に新渡戸稲造記念館なるものもあります。年内いっぱい生誕150年記念展が催されています。
そんな青森にとってもゆかりのある人物ではありますが、私にとっては「武士道」なるものでお世話になりました。混迷する現代社会において、もう一度見直されるべき一人ではないかと思っています。
さて今回は、天使のモチーフが描かれたフランスリネンを使いラウンドファスナーの長財布をつくりました。今回は、外側にスナップボタン式のポケットが付いた(内布はリバティ)タイプになっています。
表側はいつものようにキルト芯を入れふっくらさせ、刺繍タグをアクセントとしてあしらっています。
内布はリバティ・カペル(英国製)を使用し、がま口部分の内側はグレー色のシャンタン(レーヨン)を使用しています。
カードは全部で18枚収納できます。
ファスナーのスライダー部分には、葉っぱの形をした革をあしらっています。
<サイズ> | 縦 10.5cm 横 21cm まち 2cm 重量 230g ※ 多少の誤差はご容赦願います |