フランスリネン 新トート型ボストンバッグ

 ちょうど10年前(30半ば)、心に染みた言葉があります。迷ったり、悩んだりした時、ふと思い出して読み返します。

 

ボクが戦ってきたのはだれだろう

他人に嫉妬したり

比較して優劣を競ったり

外に評価を求めたり

 

絶対的価値は

自分の中にあるというのに

ボクは相対的なものばかり求めていた

 

戦う相手を外に求めていた間は

ボクの進歩は止まっていた

挑む相手を自分の中に見つけたとき

ボクは永遠という時の中で

天に向かって歩むことを許されたのだ


  これは重度脳障害児、日木流奈君(当時11歳)の詩です。自分では、言葉を発することも書くこともできず、母親の介助で文字盤を指示することで意志を表現できる子の言葉です。私は本で知ったのですが、その後NHKでも紹介され、大変な反響でした。
ただ、残念なことに映像を見た大勢の方に、「母親の自作自演なのではないのか。」「両親にただ利用されているだけではないのか。」「子供の虐待ではないのか。」等々厳しい意見が相次ぎ、あまり表に出ることがなくなりました。

確かに11歳の子供に、これほどの詩が書けるのか疑問に思うところはあるのですが、私はそんなことより純粋にこの詩が好きです。なので大切にしています。理屈抜きに感じるままに受け入れるのも、いいんじゃないかなぁと思っています。 😛

 
 さて今回は、秋の新作です。新作と言っても一部パターン修正して作りましたトート型のボストンバッグです。
表生地は、STOF社のフランスリネンで、蝶が舞っているとても優雅な生地です。バッグにしてみると蝶が止まっているように見え、超きれいです!(おじさんなので許してね。)
でも全然派手な感じはなく草花や文字とのバランスが絶妙で、センスの良さを感じます。 😛

表生地はいつものようにキルト加工し、革で縁取りした20cmファスナーがついています。中央部分は、ベルト式のマグネットで閉じるようにしています。

ボストン部分は、片側に2室に分れたポケット(ペン挿しと小物入れ)がついており、内側はメッシュポケットが両サイドとさらに20cmファスナー及び500ml用ペットボトルホルダー(着脱可能)もついています。縁部分は、型崩れしづらいようにポリ芯入の玉縁加工をしています。

持ち手(2.5cm幅の平タイプ)及び底面部分にはしっとり柔らかな本革を使用していて、非常に手に馴染みます。

※ショルダーベルトはオプションになります。(別途800円)

寸法は最後の写真に記載されています。

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