リバティ＆レザー　多機能リュックサック　ショルダープラス

　久し振りの更新となってしまいました、青森は、少しずつ秋が深まりつつあります。
今日から連休という方も多いかと思いますが、私は新規のデザイン依頼が溜まってしまってお待たせしておりますので、集中的にパターン作成をしたいと考えております。

何かと話題の東京オリンピック。
次から次と問題が起こり、大丈夫か？と心配になってしまいましたが、特にエンブレム問題で盗用疑惑が持ち上がり、なんだかなぁ～と思うぐらい盛り上がってましたね。

盗用と言えば、今年の奈良国立博物館第67回正倉院展に出品される「紫檀木画槽琵琶　第３号」の模様が、ルイ・ヴィトンのモノグラムにそっくりということでも話題になっていました。ほんとそっくりです。もうちょっと近くだったら実物を見に行きたかったです。

1300年前の作品ですが、ヴィトンのデザイナーに何らかの影響を与えたことは確かなようです。日本古来の家紋を表した絵柄が有名ブランドに多数影響を与えていたことは、何とも誇らしい感じはします。
古い伝統や文化は、やっぱり魅力を感じますね。私もそんな魅力を表現していけたらいいなぁと思う今日この頃です。

 
 
　さて今回は、リクエストをいただいておりましたショルダーにもできるリバティリュックを製作いたしました。
両サイドにDカンを付け、リュックのベルトも取り外し可能な角カン（ネジ式）を付けていますので、根元部分から取り外しができます。
ショルダーベルトは、38mm幅の黒のバーバリーテープを使用しています。

他の仕様は前回同様で、表生地リバティ（スウィム・ダンクレア）のラミネート生地、背当て部分は黒のリネン、他は黒色の牛革（ややソフト）を使用しています。
生地の内側にはキルト芯が入っていますので、ソフトな感じです。
やや硬めの芯材で補強していますので、形はしっかりしています。

内側は、花柄コットンに薄い芯地を貼ったものを使用し、ペットボトルホルダー部分にはアルミシートを中に入れています。（使わない場合は、折りたためます。）

細かい部分に関しましては、画像をご参照いただければと思います。
今後もリクエスト等ございましたら、なかなかすぐ対応できませんが、お応えしていきたいと考えております。
次ぎは、ボディバッグのご要望をいただいておりますので、少し縦長にデザイン変更して準備中です。
どうぞご期待ください。

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