リバティ ビニコ ポケットいっぱいお財布バッグ

 ここのところの晴天で、一気に桜が満開となってきました。
今日は25℃近くまで気温が上がり、窓を開けて風を通さないと暑いくらいです。
窓から入って来る風もややなま温かく、ほのかな草木の香りと鳥のさえずり。幸せな気分になります。

今年は心の養分も補給しようと、毎日わずかな時間ですが本を読んでいます。
本と言っても、私の場合はちょっと変わってまして、戦前の日本人が好んで読まれていたようなものを探してきて読んでいます。
今は、二宮尊徳翁(金治郎)「二宮翁夜話」をゆっくり読み進めています。
昔は小学校などに銅像があったのですが、あの薪を背負って本を読む少年の銅像の方です。
戦前は一般的に随分熱心に読まれていたようです。
恥ずかしながら、この歳になって読んでいます。

儒教や仏典などにも造詣が深いのですが、何より実践を重んじた方のようです。
そして弟子に語った言葉を文字にしたものですので、私のような教養のない者にもわかりやすいです。

例えば、「道徳とは」といった、難しく説明すればいくらでも難しく説明できるような言葉も、実に明快です。
道徳とは、「刃物をやり取りするときに刃を自分のほうに向け、柄を先方に差し出すようにするだろう。」 このことだという。

「つまり刃先を自分に向け、相手に向けないということは、万一、過って我が身が傷つくことはあっても、他人を傷つけないという心遣いからなんで、万事このように自分は損することがあっても、他人には損をかけない、また自分の名誉は傷つくことがあっても、他人の名誉は絶対に傷つけない、という心意気…」と説明している。

よく小学生にでも分かるように説明できて、本当に分かっていることになると言われるが、この言葉一つ取ってみても、素晴らしい方だったということがよく分かります。

次は吉田松陰先生の「講孟余話」など読んでみたいと思っています。

 
さて、今回はポケットがいっぱいあるお財布バッグを久しぶりに作りました。

表は、リバティ(エミリー)のラミネート生地にキルト芯が入っていてふっくらしています。
あおりポケットのような大きな収納スペースと、携帯やポケットティッシュなどが入るメッシュポケットを両面に付けました。
後には、16cmのファスナーポケットもあります。
たっぷり入るようにタックで膨らみを持たせ、小さいながらかなりの収納力です。

内側は、これまでのお財布バッグと同じように、がま口の小銭入れ、ファスナー式ポケット、18枚収納できるカード入れが揃っています。

また、8mm幅で長さが124cmの本革紐も付いています。
持ち手は、2cm幅で26cmの長さになります。

初夏の爽やかな風に吹かれ、ちょっとしたお出かけのお供にいかが?!

 <サイズ> 縦 13cm 横 21.5cm まち 3.5cm
持ち手 26cm 本革
ショルダーベルト 124cm(ナスカン部分含まず) 本革

重量 440g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

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