リバティ(Ros ロス) サイド ドローストリングバッグ 新作
徐々に緑が深まる良い季節になってきました。様々な山菜も楽しめ山好きな方には体がムズムズする時期のようです。このあたりは細いタケノコが採れますので、味噌汁に入れたり肉と一緒に炒めたりとコリコリした食感を楽しめます。
青森では、長年の努力が実り三内丸山遺跡(青森市)など17の遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産へ登録される見込みとなり盛り上がっております。
三内丸山遺跡(今から約5500年前~4000年前)は、縄文時代の歴史を変えるような大型の集落(大小合わせて三千棟程度)が発見され、しかもその集落が1,500年以上続いたと言われております。
特に争いごとも無く、大きな墓も発見されていないことから、権力が一部に集中していたわけでもなさそうです。
この頃から簡単な栽培もされていたようで、栗や豆類など出土されています。
気温は今より2~3℃高かったと言われており、温暖な気候だったようです。
争いごとが絶えない世界の中で、寒冷化するまで平和な集落を築いていた貴重な遺産だなぁ~と改めて思わされました。
さて今回は、両脇を革紐で絞れるタイプのバッグを作ってみました。
一番手間が掛かったのは、正面のクロスステッチでしょうか。革に正確に穴を開け、太めの糸で一針一針縫っていきますので、指先の力も必要になります。
最初上手くいくかなぁ~と不安になりながら作業していきましたが、無事完成してみるとちょっと感動的。
革にクロスステッチにリバティ。なかなか良い組み合わせではないかと個人的には思っております。
表側は、ブルー系の牛革(ソフト)とリバティ(Ros ロス)のラミネート生地(裏に芯材)を使用しております。
後面には、18cmのファスナーポケットもあります。バッグ口は、マグネットホック式で止めることが可能です。
サイド部分は、巾着のように絞れるようになっており、革紐の先端にレザータッセルをあしらっております。
持ち手は、36cmの長さになります。
内側も同じ牛革と張りのあるシャンタン生地を使用。アメリカンホックで取り外し可能なファスナーポケット部分は、リバティ(Ros ロス)のラミネート生地とシャンタン生地を使用しております。
内側のポケットは、3室(前側)と2室(後側)の貼りポケットが付いております。
ショルダーベルトも付いており、斜め掛け可能です。(2.4cm幅 90~120cmナスカン含む)
少し小ぶりのバッグですが、形状を変化できますので収納力は高いと思います。
更なる女子力アップのお供にいかがでしょうか。
<サイズ> | 高さ 28cm 横最下部 23cm(革部分) マチ 18cm 内側仕切り用ファスナーポケット 縦18cm 横21cm 本体重量 730g ベルト重量 115g(長さ90~120cm) |