リバティ(ストロベリーシーフ) トートバッグ
心配されていた超大型の台風19号は、予想を上回る甚大な被害をもたらしてしまいました。津波のように押し寄せる映像を見ると、東日本大震災を思い出し涙を禁じ得ませんが、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
特に福島から宮城におよぶ阿武隈川の決壊は、若かりし頃仙台と郡山を毎週往復しながら営業で回っていたこともあって、よく知っている川でしたのでショックです。
普段は、おとなしそうな川だったんですけどね。
明治初期、東京~函館まで女性一人で旅をした「イザベラ・バードの日本紀行」など読むと、川を渡ることが命がけだった様子が分かります。
秋田から青森に移動する際は、県境で水難事故に遭遇してしまい、目の前で人が流されていく様を目撃し心を痛めた様子なども詳細に書かれています。その後我が家の付近を通っていくのですが、ちょうど夏祭りの時期で、七夕のお祭り(旧暦ですので8月の初めで、今のねぶた祭に当たるようです。)で、幻想的な風景を見て感動した様子も書かれています。
当時は、隣の県に行くことだけでも大変な労苦が必要でしたので、150年で夢のような世界に変わったことを感じさせられます。
自然の災害は、なかなか人の手では抑えきれませんが、いずれもっと安心して暮らせる環境になるのではと期待したいです。
さて今回は、リクエストをいただきましたので、ストロベリーシーフでトートバッグを作りました。
両脇のポケットは、下にダーツを入れて、ほんの少し膨らみを持たせました。
表はリバティ(ストロベリーシーフ)のラミネート生地 と黒革(少しオイルが含んでいる牛革)の組み合わせになっています。
前面に18cmファスナーがあり、フランス語で笑顔の友達「amis de sourire」と刻印したロゴが入っています。
バッグ口(34cm程度)は、ファスナー開閉になっております。
持ち手は、丸芯が入っており、52~65cm程度で調節ができ、肩にも余裕で掛かります。
内布は、リネンの花柄生地になります。
前面に2室に分かれたポケット、後面に20cmファスナー と2室のポケットがあります。
底板は取り出し可能になっております。
秋の行楽や通勤通学のお供にいかがでしょうか?
<サイズ> | 縦 28cm × 横34cm × まち 上部10cm 底14cm
持ち手のR寸法 付け根部分まで52~65cm |