フランスリネン 3WAYショルダーバッグ
今年もいよいよ1ヶ月あまりとなってきました。私にとっては、妻を見送ってから2年半になろうとしています。ここにきてようやく精神的に自立できるようになってきました。写真の岩木山のように晴れ晴れした気分です
今までは、濃い霧の中にいるようで、どこを歩いているのかさえわからない感じで、まさしくタイトロープの上を歩いているような、非常に不安定な精神状態でした。 さぞかし妻も冷や冷やしながら見ていたのではないでしょうか。
はっきり言ってこのブログでは書くつもりはありませんでしたが、ようやく精神的に安定してきたこともあり、思い切って書いてみます。
こういう類の話は嫌いな方もいることを承知の上で告白いたします。
それは妻が病床にいる時、何か助かる方法はないかと思い人生で初めて霊能者に診てもらったことです。
その方は、ハワイ在住の日系2世で母親が沖縄出身の方でした。ですので国際電話で、母親が通訳してくれてお話を伺いました。あらかじめ名前と生年月日を知らせ、それをもとに身を清め、お祈りし診てくれますので1日に1人しか診断してくれません。
初めに私の前世や精神的な癖を話してくれました。また、誰にも話したことがない事実まで指摘されました。信用していなかった訳ではありませんでしたが、「あぁ、この人は自分のことをわかっている。」と感じました。
私としては、妻が助かる方法を聞きたかったのですが、はっきりと
『もう楽になっていいよ。』
と言ってあげなさいと言われました。この時、初めて死を受け入れる覚悟をしました。
『奥様は、随分頑張って来られたのですから、もう楽にしてあげなさい。』
そうまで言われ、言葉がありませんでした。
そして、『これからは人に頼らず自分の力で立ち上がる努力をしなさい。自分で自分自身のことに責任を持ちなさい。プラスのゴールを作って、それを大切にすること。』と叱咤激励されました。
『あなたは、人に褒めてもらわないと頑張れないところがあるけれど、褒めてもらわなくても頑張れるようになりなさい。』『我慢すること、人を支配するようなことはしないこと。』等々、鋭く指摘されました。
また、『あなたはイマジネーションに優れているので、服飾関係に向いている。』と言われました。
『スマイルパートナーという名前はどうでしょう?』と聞くと、『パートナーが奥様の意味でなければいいわよ。』と言われました。
そんな裏話もあって今ここにいます。
自分のことはあまり人に話さないタイプなのですが、こうして商売をしている以上、ありのままにさらけ出したほうが楽かと思い書きました。嫌な思いをされた方がいらっしゃいましたらゴメンなさい。m(_ _)m
前置きが長くなってしまいましたが、今回もSTOF社のフランスリネンを使った3WAYのショルダーバッグを作りました。今回も、着脱式のペットボトルホルダー付きです。 😛
表側には、縦16cmと横20cmのファスナーポケットがついています。ファスナースライダー部分には、手作りの革がついています。
バッグ口は、マグネット式になっています。内側には、ペン刺しと小物入れ、反対側に20cmのファスナーポケットと3室の網ポケット、脇部分にペットボトルホルダー止め(アメリカンホック)がついています。 😮
尚、今回もご希望の方にオプションで、同じ内布で作った底板を400円にて作製いたします。
<サイズ> | たて35cm×よこ40cm×まち16cm (バッグ口を折り曲げて手に持った時の寸法) バッグ口を折らないで、真っ直ぐにするとたての長さは、45cmになります。 ショルダー紐は、80~130cmです。(Dカン含まず) ※オプションの底板 14×36cm |
お辛かった日々、・・・お察ししますと…そんな軽い言葉でコメントできませんが・・・
ここに、記してくださったことで、あなたの心が少し強くなられたことが解ります。
素晴らしいお話だと思います。
人は生きていることが一つの奇跡だと。
奥様に出会えたこと、
霊能師のかたに相談されたこと
奥様を送られたこと
そして、ここにこうやって生きてお話しされていること
これこそ、奇跡の上にある摂理だと。
素晴らしい作品を次々に生み出して私たちのもとに届けてくださることには、こういった経緯があったのですね。
頑張れとは言いません。
でも、前を向いて笑って暮らしてください。
時間という概念のない天国の橋のたもとで、たくさんの出会いや楽しいお話をもってくるあなたのことをを奥様は待っていてくださっていますから。
ともちゃん、いつもありがとうございます。
ここにきて、不思議と心が澄んだ感覚があります。
こんなこと初めてです。
人生何があるかわかりませんが、素直に全てを受け入れて、「あるがままに生きていけますように…。」
と祈ってきた成果でしょうか?
今だったら「頑張ってね!」と言われても、
素直に「頑張ります!!」と言えます。
これから出会うであろう方々に、
少しでも感動を与えることができれば、こんな幸せなことはありません。
「優しい」ともちゃんとの出逢いに感謝いたします。