弘前さくらまつり 2019

 満開になっていると聞いていたのですが、なかなか晴れてくれず、ようやく良い天気になりましたので、平成最後のさくらまつりに行ってきました。
連休の日曜日ということで、かなり混むだろうなぁ~と思いつつ行きましたが、出店の前は長蛇の列で混雑していたものの桜はゆっくり堪能できました。

外堀は、開花が早いためかなり散っていましたが、花筏を楽しめて、それはそれで美しかったです。
見晴らしの良い橋の上などでは、「わぁ~」というような歓声が上がっていて、確かに声を上げたくなるような美しさでした。

私が一番好きな西堀では、風が吹くと前が見えなくなるほどの桜吹雪。
そこでゆっくり読書も楽しんできました。

 30年前のお代替わりの時は、仕事を憶えるので精一杯で、ゆっくり考えている余裕がありませんでしたので、皇室とは何なのか?立憲君主制とはどういったものなのかをもっと深く勉強したくなり、君塚直隆著「立憲君主制の現在」と江崎道朗著「天皇家百五十年の戦い」のどちらにしようか悩みましたが、今回は江崎先生の本にしました。

少し驚いたのは、明治政府誕生の際も、皇室を残すべきかフランスや米国のように共和制にするべきか議論されていたということです。ただ急進的な改革は、国内が混乱し、分裂する可能性もあるため、今までと同じように皇室を存続させ、政治の圏外に置くことによって、英国の立憲君主制のように「君臨すれども統治せず」という国民統合の象徴的立場になってもらう選択をしたようです。

他にも現在の内閣法制局の問題点にも切り込んでいて非常に面白かった。永く安定的な国家を築いていくにはどうしたら良いのか、更にいろいろ勉強したくなりました。

ついつい読書に集中してしまい、本丸に行く時間が無くなってしまいましたが、写真を撮ってきましたので、よろしかったらご覧ください。
今回は、ポーランドが生んだ名作曲家ショパン。今年は、日本とポーランドが国交を樹立して100周年になるそうです。https://instytut-polski.org/100th/
ポーランドは、ロシアとプロイセン(現ドイツ)という大国に挟まれた位置にあるため悲惨な歴史を綴ってきました。国内が混乱すると外国勢力のいいカモになってしまいます。いろいろと学ぶ点が多い国でもあります。

Hirosaki_sakura_2019 from Shingo Nakata on Vimeo.

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です