リバティ 長財布 革紐ステッチ&天然石コンチョ

 車を運転していたら田んぼの一部が白くなっていた。雪?かと思ったら真っ白な鶴の群れ。20羽以上はいたようでした。稲刈り後にまた生えてくる「ひこばえ」でも食べているのかな? 無事越冬できることを祈りました。

昨日は、普段使っている工業用ミシン(総合送りタイプ)の心臓部とも言えるミシン釜の交換をしました。
見ての通り、剣先が減ってしまい限界に近くなってしまいましたので、新年を迎える前に新品と交換いたしました。(左側に見えるのが新品)

ミシンの基礎知識があればそれ程難しい作業ではありませんが、針とのタイミングや隙間調整を間違えると、全く縫えなくなったり、目飛びや糸調子、糸切れなど種々の問題が起きてしまいます。

釜部分は、最も過酷な作業環境にありますので、微かなキズや調整不足で糸が切れたり、上糸と下糸との糸調子が狂ってしまいます。
私の場合は、工業用ミシンのトップメーカーJUKIに2週間ほど研修に行き、本縫いミシンとロックミシンの研修を受けてきた経験があります。

ミシンの基礎知識はもちろん、研修最後は本縫いとロックミシンを規定時間内に完全に分解し組み立て直すといった最終試験もありました。
縫製加工は、ミシン、糸、針の基礎知識が必須で、素材や強度、仕上げ具合などにより微妙な調整が必要となります。

「一球入魂」ではないですが、「一針入魂」。そんな思いで今後とも精進していきたいと思います。

 

 今回は、天然石(ターコイズ)のコンチョと更に革紐のステッチ装飾を加えた長財布を作成いたしました。
ハンドメイドならではの手の込んだ作品となっております。

天然石コンチョは、こちら(https://store.shopping.yahoo.co.jp/mudmonkey/oc010.html)のシルバー925(銀含有量92.5%、銅7.5%)を土台にしたターコイズブルーの天然石コンチョを使用しました。
コンチョまで自作すると大変なので、良心的な価格設定(6,500円)のお店から購入しております。

表は、リバティ(フェリシテ)のラミネート生地とエメラルドグリーンのオイルヌメ革を使用しています。
リバティ生地の裏には、ワッペンスライサーという芯地を貼っています。

内側は同じリバティのラミネート生地の他に同じヌメ革、シャンタン(レーヨン)、合皮(がま口部分)を使用しております。カードは全部で18枚収納可能です。

あなただけのオリジナルな長財布を手に取って、新年をお迎えくださいね。

 <サイズ> 縦 10.5cm 横 21cm まち 2.5cm コンチョ分+1.0cm
重量 380g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

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