リバティ サイドベルト付きトートバッグ

 先日網走に昭和34年の観測開始以来、最も遅く流氷が接岸したと報道されていました。青森でも西目屋村の乳穂ケ滝(におがたき)にて、滝の結氷具合でその年の作柄を占う「氷祭」が行われたのですが、今年は全く凍らず、占うことも出来ない状態でした。 農作物に影響が出ないことを祈りたいです。

 最近海外のサイトで話題になっていて、初めて知ったのですが、糖尿病の合併症で失明し、生きる元気を失った妻のために「芝桜」を植え続けてこられた夫との夫婦愛と美しい風景に目が潤みました。

「あの世に行ってしまいたい…」
そんな妻のつぶやきから始まった物語。

「目が見えなくても花の香りを感じてくれたら…誰かが遊びに来て話し相手になってくれたら…そして一日でも長生きできるように…。」

実は、新聞やテレビで何度も取り上げられ話題になったことがあるので、知ってる方も多いようです。
http://www.pmiyazaki.com/etc/sibazakura/

その頃の私は、自分のことで精一杯で気付かなかったようですね。
機会があったら行ってみたいです。美しい風景と深い愛に、胸がいっぱいになりそうです。

 

 さて今回は、久し振りにトートバッグを作りました。
正面部分の革に、正倉院文様からヒントを得た模様をレーザーによって刻印し、革用のインク(銀色)で色づけし、さらにツヤなしのレザーコートを塗りました。よりエレガントに特色のあるトートバッグに仕上がっています♪

表は、リバティのラミネート生地(ウィローローズ)でキルト芯が入っていますので、ややふんわりした感じになっています。
後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革(裏は芯材で補強)を使用しています。

調節可能な持ち手(2cm幅)を使用し、様々な環境で活躍できるように工夫してあります。
サイド部分には、3段階に調節できるベルトを付け、お好みのシルエットを楽しめるようにしてあります。

内布は、花柄の綿麻を使用。3室に分かれたポケットと20cmファスナーがついています。
バッグ口はファスナーでの開閉で、スライダー部分に葉っぱの形をした革をあしらっています。

いろんなシーンで活躍できると思いますよ♪

 <サイズ>  たて(中央)23cm×よこ35cm×まち(最下部)12cm(最大)20cm
(バッグ口ファスナーは26cm)
持ち手のR寸法 付け根部分まで49~64cm
重量 800g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です