イギリスリネン&レザー トート型ボストンバッグ

ようやく3月に入りましたね。こちら青森は寒いことは寒いですが、うららかな春の日射しを受け、室内にいる分には快適な日が続いております。
西日本を中心にPM2.5などの微小粒子状物質の飛散で、前が曇って見える地域もあるようで困ったものですね。しばらくはマスクが必須そうです。
困ったことと言えば、4月からいよいよ消費税が8%に上がります。小売業を中心として戦々恐々な方も多いのではないでしょうか?
ありとあらゆるものが値上がりします。私としても、仕入れる物から運送費、雑費にいたるまで値が上がりますので、なかなかしんどいです。
全体的な給料が上がっていない段階での増税は、今後どんな影響が出てくるのか心配されます。
こんな深刻な状況にもかかわらず、経団連など経済団体は反対するどころか賛成に回っています。
個人的見解では、消費税還付金制度などの輸出企業に対する優遇税制があるのではないかと思っています。
簡単に言えば、輸出する分には消費税がかからず、仕入れにかかる消費税が還付されるというしくみです。トヨタなどは2000億円以上の還付金を受け取っていますので、10%になったら単純計算その倍いただけるしくみです。
このあたりの問題点をついておられる方に、岩本沙弓さんという経済評論家がいらっしゃいます。もうすぐ「あなたの知らない日本経済のカラクリ」という本を出されるようですが、経済リテラシーを高める意味でもおすすめ!です。
さて、気を取り直して今回は、淡いお花の絵が描かれたイギリスリネンの生地でトート型のボストンバッグを製作いたしました。
今回バッグ上部にパンチング加工を施した革を使用しています。素敵なイギリスリネンと合わせ、よりエレガントな雰囲気になっています。
表生地はいつものようにキルト加工し、革で縁取りした20cmファスナーがついています。中央部分は、ベルト式のマグネットボタンで閉じるようにしています。
あおりポケット内側片面に2室に分れたポケット(ペン挿しと小物入れ)がついており、ボストン内側はメッシュポケットと20cmファスナーがついています。ボストン縁部分は、型崩れしづらいようにポリ芯入の玉縁加工をしています。
持ち手(1.5cm幅)及び底面部分にも同じ本革を使用しています。革はやや張りのある牛革です。
※ショルダーベルトはオプションになります。(別途800円)
寸法は最後の写真に記載されています。
春の行楽のお供にいかがでしょうか。