フランスリネン トート型ボストンバッグ
寒さ厳しい東北ですが、この時期ならではの雪祭りが各地で開かれています。家の近くでも「黒石温泉郷雪まつり」や来週からは「弘前雪灯籠まつり」など開催され幻想的な雪の世界を堪能できます。
今回もフランスリネン(STOF社の新作)の生地を使いました。花の絵模様が綺麗ですね。持っているだけで幸せな気分にさせてくれます。
持ち手や底部分などには、柔らかめの本革を使用しています。あまり持ち手について詳しい説明をすることがありませんが、バッグの中で一番過酷な役割を担っている部分ですね。その分傷み易いですし、常に手に触れる部分でもありますので、私は結構気を遣って製作しています。市販のものは、色や長さが決まっているので、バッグにしっくりこない場合が多くて、手間は掛かりますが自分で作っています。(本革のものだと値段が高いということもあります。)
一番苦労するところは、端の処理です。未だに十分とは言えません。こだわればいくらでも手間を掛けられるのですが、それだけで半日かける訳もいきませんので、もっと効率良く綺麗に仕上げられないか勉強中です。
ちょっと脇道にそれてしまいましたが、表側はキルト加工で、片面に20cmのファスナー、両脇にポケットがついています。バッグ口は、マグネットでの開閉になっています。
内布は、コットン生地に薄めの芯が貼ってあります。片側には、ペン挿しと小物入れのポケットがあります。
ボストン内側には、メッシュのポケットがついています。
寸法は2番目の写真に記載されています。