新作　ギャルソンタイプのお財布　試作品

2012/11/07

　両親が、突然せんべい汁のセットを買ってきた。今年のB1グランプリで見事念願の金賞を受賞したことで触発されたようだ。
実は、青森県人でありながら食べたことがない。八戸（南部地方）の名物でありますが、津軽の人間には馴染みがありません。せんべいは、パリパリしているから美味しいと思っていたもので、何もわざわざ鍋の中に入れなくても…。と言った先入観もあり、特に食べたいと思いませんでした。

買ってきておいて、「つぐりがだしらねんず。」（作り方知らないんだけど。） 😯
と言われ、しかたなくいつものように調理するはめに。

中身はせんべいと調味料のみ。調味料の中身を確認すると、様々な化学調味料が。
ウッと思ったが、味を知らないので煮干しと昆布のだしにその調味料を混ぜて汁を作りました。後は、ゴボウ、ニンジン、きのこ類、鶏肉、ネギなどを入れ、ぐつぐつ煮立ったところでせんべいを適当に割って入れました。

食べた感想としては、醤油ベースのどこかで食べたことがあるような味でした。もしかしたら「すいとん」に似た味かもしれません。せんべいは、小麦粉の塊のようになって味が染み込み、美味しかったです。
両親も、美味しい美味しいと言って食べてました。幸せな方々ですね。 😉

　さて今回は、ご要望もありギャルソンタイプのお財布を作りました。
おおよそのパターンを作るところまではよかったのですが、革の厚みの計算や仕上がりの美しさなどでつまずき、試作してはパターン変更を繰り返し、ようやくある程度満足できる仕上がりになりました。バッグと違い財布は１mm単位での調整となりますので、逆に手間が掛かります。
でもようやく完成品を手にして、幸せな気分です。 😛

これでもまだ少し手直しが必要です。今回は、あくまでも試作品ですので出品する予定はありません。もしかしたら、おまけで差し上げるかもしれませんが…。
ギャルソンタイプは何と言っても、小銭を出しやすいことですね。最近は、プリペイドカードのようなもので買い物される方もいるとは思いますが、私もまだ小銭で払っています。

表側は本革で、内側はピンク色のシャンタン（レーヨン）と、リバティカペル（PV加工）を使用しています。カードは全部で１８枚、ファスナーポケットも付いています。

今後にご期待くださいね