レザー&リバティ 外がま口付き長財布

 あっと言う間にお盆が過ぎ、朝夕はすっかり秋の気配となってきました。お盆は弟家族が帰省し、いつもの食事の3倍作らないといけませんでしたので、なかなか大変でした。
しかも甥っ子、姪っ子に遊んでとねだられるので、キャッチボールや駆けっこなど普段使わない筋肉を使い筋肉痛になってしまいました。
毎日付き合わされる親の苦労を体験させていただきました。

 今年は戦後70年ということもあって、それに関する様々な本や映画、ドラマなど出ていますね。歴史を見る上で、私が注意していることは、今の価値基準でその当時のことを見ないということです。必ずその当時の世界や社会の情勢、その時代の価値基準など、様々な要素を加味した上で、物語を読むようにしています。

東京・世田谷山観音寺の「神州不滅特別攻撃隊之碑」つい最近、堀北真希さん、成宮寛貴さん主演のドラマ「妻と飛んだ特攻兵」を見ました。
旧満洲において、降伏後ソ連(現ロシア)が条約を無視し侵攻してきた時の話です。この時、日本は全ての武器を放棄してしまった為に、155万人居たと言われる邦人のうち、100万人ほどしか帰ってくることができませんでしたので、実に婦女子を含む50万人もの人々が、無残に殺戮されました。(一部シベリア抑留)
この夫婦の夫は、青森県出身ということで、以前地元の新聞にも紹介されていましたので、内容は知っていましたが、実際映像で見ると迫るものがあって違いますね。とても仲睦まじい夫婦だったようですね。

戦争は実に悲惨ですが、このような苦しい経験を経て今日があることを思えば、哀悼の意と感謝の思いを忘れてはならないと思います。随分前になりますが、ある作家の講演会に妻と参加したことがあります。その作家は、特攻隊員の遺言を読み上げられ、私はどうしようもなく涙が溢れて止めることができなくなり、妻に背中をさすられ「大丈夫?」と心配されたことがありました。

どのような理由であれ、後生を信じ「後を頼む。」と言って旅立たれた先人の思いを裏切らないよう、素晴らしい国や世界を作っていきたいものですね。

 
 さて今回は、外にがま口があるタイプの新作になります。ここのところ、様々なご要望をいただいていて、なかなかすぐにご要望にお応えできない状態が続いておりますが、今後も頑張って新作を作っていきたいと思っております。

外側は、くすんだ薄いピンクの牛革(柔らかめ)に唐草模様のような切り抜きを施し、リバティ フィッツジェラルド(ビニコ)に重ねました。模様を複雑にし過ぎた感があり、ステッチかけるだけでも大変でした。
次回以降は、フタ側だけにしようかと思っております。

内側も同じく、リバティ フィッツジェラルド(ビニコ)と牛革、他にシャンタンを使用しています。

がま口の仕切り部分には、小さいポケットがあり、カードやレシートを入れられるようになっています。
内側のカード入れは、全部で16枚収納可能で、ファスナーポケットも一つ付いています。

良いご縁がありますように♪

 <サイズ> 縦 10.5cm 横 19.5cm まち 4.0cm
重量 280g

※ 多少の誤差はご容赦願います。

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