レザー&リバティ 外がま口ラウンド長財布

 ここんところ20℃近くまで気温が上がって来ていましたので、本当に雪降るのかぁ~?と思っていたら、雪。
天気予報ってすごい正確ですね~。恐れ入りました。

最近、テレビ東京「カンブリア宮殿」で【日本のスゴイ工場を発掘!急成長の『工場直販』ブランド】という番組をやっていました。(当然青森では生で見ることが出来ませんw)

若干33歳のイケメン社長が、創業わずか4年あまりで年商10億円を超える勢いとのこと。その名は「ファクトリエ」。このアパレルメーカーが何故急成長出来たのかの特集番組でした。ちなみに私は全く知りませんでした。
シャツ1枚が1万5千円程度と決して安くない価格設定ですが、メイドインジャパンにこだわって急成長したメーカーのようです。


カンブリア宮殿 【日本のスゴイ工場を発掘!急成長の『工場直販』ブランド… 投稿者 daisukinippon
 
懐かしい縫製工場の風景に涙が出そうになりました。
今現在の国内生産は、全体の3%程度だそうです。ソ連が崩壊する1991年時点では50%ありました。共産主義国家が瓦解することで東西冷戦時代が終わり、労働賃金の安い旧共産圏の中国に工場移転するケースが急激に増え、一気に国内の工賃も低く抑えられることになってしまいました。
バブルの時期に、国内の工場を拡張した企業は、ことごとく消えていく運命となっていきます。
その激動の1990年代に、運悪く下請けの工場経営をしてしまいました。

ある程度の縫製工を育てるのに最低3年は必要になります。様々な素材やデザインによって、針や糸、ミシンやアイロンの調整、縫う時の引っ張り加減やスピードなどが必要になってくるため、どうしてもそのぐらい時間が必要になってきます。

廃業する決意を固めたのには、相次ぐ取引先の倒産(お陰で随分工賃の回収不能がありました><。)と海外生産の技術力の向上にあります。妻と二人、ユニクロに行って「メイドインチャイナ」の製品を店員の目を気にしながら、裏表ひっくり返しては良く観察し「このまま下請けしているだけだと未来はないな。」と妻と語り合ったものです。

あれから10年以上経ち、再びメイドインジャパンが注目されるようになったことは、何とも嬉しい限りです。今はインターネット環境も随分進化しましたので、力のある工場は直接販売していくことも可能となって来ました。10数年前のように、商社や問屋を通さないと商売出来ない時代とは違い、随分環境が変わって来ましたので、是非挑戦される工場が増えて行くことを期待したいと思います。

そんなことを考えると今の私はとても幸せです。直接お客様の声を聞くことが出来、様々なご意見やご提案、その他叱咤激励を頂き感謝に堪えません。ほとんどメールでのやり取りですが、今後携帯電話へご連絡頂くことも歓迎いたします。
プロフィール欄にも記載しておきますが、お問い合せ等は「090-5412-7976」までお気軽にご連絡ください。お待ちいたしておりま~す♪

 
 さて今回は、革に蝶や草花をカッテイングした外側にがま口があるラウンドファスナー長財布を作りました。

表側は、ターコイズブルーの牛革(しっとり柔らか)にリバティ(マーガレットアニー)のラミネート生地を組み合わせています。

内側も同じリバティ(マーガレットアニー)のラミネート生地と、ターコイズブルーの牛革を使用しています。

がま口の仕切り部分には、小さいポケットがあり、カードやレシートを入れられるようになっています。
ファスナー内のカード入れは、全部で12枚収納可能で、ファスナーポケットも一つ付いています。

ハンドメイドのならではの良さと高級感を感じていただける一品に仕上がっております。

 <サイズ> 縦 10.5cm 横 19.5cm まち 4.0cm
重量 360g※ 多少の誤差はご容赦願います。

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