リバティ トート型ショルダーバッグ 新作

週末大寒波が来るとのことでしたので、天気予報を見ましたら土日の最低気温が氷点下10~11℃の予報でした。
8日から11日まで弘前城雪燈籠まつりが開催されますので、土曜か日曜に行こうかと考えておりましが、少し躊躇しております。
地元の新聞を読んでおりましたら、青森出身の映画監督が二宮金次郎の映画を製作したという記事が載っていました。
少し調べてみましたら予告編が出ていました。
私の時代は、小学校の校門付近に薪を背負い本を読んでいる少年の銅像がありましたが、今もあるのか確認していません。
愛読書に「二宮翁夜話」があり、大切に読んできましたので、どんなふうに描かれているのか、とても興味があります。
「二宮翁夜話」 は、弟子に教え諭した話を書籍にしたもので二宮翁 (1787ー1856) が60歳あたりの円熟期に話された内容になります。
時は、弘化~嘉永 、安政へと移りゆく激動の時代の少し前です。
150年以上前の話ですが、現代でも役に立つ示唆に富む内容となっています。
二宮金次郎(本当は金治郎、後に尊徳)は、藩の財政を次々再建したこともあって「勤勉実直、質素倹約」といった印象が強いですが、実は徹底した合理主義で経済の成長に重きを置いた人物です。
第103話「節約より増産」で、こんな話をしています。
ある者が、一食に1勺ずつ節約すれば、一日に三勺、一月に九合、一年に一斗余、百人では十一石、一万人では百十石の節約ができる。この計算を人民によく話し聞かせて、富国の基にしたらどうでしょう?と進言した。
ワシはこれに対してこう答えてやった。
この案は凶作の年では良いかも知れんが、平年作の時はこんなことを言ってはいかん。
何故かと言えば、凶作の年には食糧を増やすことは出来ないが、凶作でなければ一反につき一斗ずつ増産すれば、一町(約1ヘクタール)では一石、十町で十石、百町では百石、万町では万石の増産となるんだ。富国の方法は農をすすめて、米を増産するほうが良い。なんで減食などということを命じて良いものか。
人は平素の食も十分でないので、十分に食べたいと願ってるのが普段からの思いなんだ。
だから飯の盛り方の少ないのですら快く思わないんだ。それを一食に1勺ずつ少なく食えなどということは、聞いただけでも忌々しいと思うだろう。
中略
人々に教えるには、十分に食べて十分に働きなさい、腹一杯食べて思い切り稼ぎなさいと諭し、土地を開拓し、米を増産し、物産を増やすことに努力すべきなのだ。・・・・
いやぁ~、今の財務省や日銀の役人にも読んでいただきたいですねぇ~
そして役に立たない政治家さんにも…
税金上げるだけなら無能な私でも出来ます。成長の果実を次の成長に繋げていき更に発展させていく方向に早く目覚めていただきたいものです。
さて今回は、トートバッグでもショルダーバッグとしても使えるようなバッグを製作いたしました。新作デザインになります。
表はリバティ(ヨシエ)のラミネート生地 でキルト芯が入っていますので、ややふんわりした感じになっています。
後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断したグリーン系の革(やや硬めの牛革)を使用しています。
バッグ口(40cm程度)は、ファスナー開閉で両開きになっております。
持ち手は短め(40cm程度)で、肩に掛かりません。
内布は、花柄のコットンを使用。前面に2室に分かれたポケット、後面に
20cmファスナー のポケットがあります。
ショルダーベルトも同じ牛革を使用し、着脱可能な肩パットも付いています。
春のお出かけのお供にいかがでしょうか?
<サイズ> | 縦(中央)26cm×横35cm×まち(最下部)12cm(最大)19cm (バッグ口ファスナーは40cm) 持ち手のR寸法 付け根部分まで40cm 本体重量 565g ショルダーベルト 100~145cm 170g ※ 多少の誤差はご容赦願います。 |