リバティ ラウンドファスナー外付けがま口タイプ

今年もあっと言う間に3月に入ってしまいました。2月に入ってから雪の量が少なく、「あづましぃ」(気持ち良い)日々です。

地元の夕刊紙で、毎回今現在活躍されている青森県にゆかりのある人物のインタビュー記事が紹介されています。普段そんなに熱心に見ないのですが、「損して得を取れ」貫く の見出しに惹かれて(「損して得を取れ」は私も心掛けている言葉の一つ)じっくり読みました。

その人物は、津軽煮干しラーメンの「聖地」「総本山」と言われているたかはし中華そば店の店主高橋常夫さんです。
近くに居ながら、地元ではほとんど外食しないので、全く知りませんでした。
何でも遠くは東京からもファンが訪れるほどの人気のようで、著名評論家からは「国内でベスト5に入る」とまで評価されているようです。

それでも広く世の中に知れ渡っていないのは、マスコミに対して一切取材を受け付けず断り続けてきたからのようです。
その断り文句も洒落ています。
「本当にありがたい話なんだけど、あまり混むとお客さんに迷惑かけるでしょ。それが申し訳ないんです。第一、いいものを出せなくなるしね。」

今の味にたどり着くまでに20年かかったそうです。様々な煮干しを組み合わせ試行錯誤の日々。
結局たどり着いたのは5種類の煮干しを使うことに落ち着いたそうです。

使っている煮干しは、中国地方(国内)最高級品だそうです。煮干しは青森でも特産品なので少々残念な気分ですが、採算をあまり考えずに手間もかけて、とにかく美味しいラーメンを作ろうと努力されたそうです。そうすればお客さんは必ず来てくれると確信があったようです。

狙い通りの大繁盛。新横浜ラーメン博物館からの出店依頼もあったそうですが即座に断ったとか。
苦労して作り上げたスープも全て公開しているそうですが、同じように作っても同じ味を出せないそうです。やはり最後は作り手と語る言葉には深いものを感じます。

別に専門的に料理を勉強した訳でもなく、会社員を辞めてゼロからのスタート。
「お客の舌を先生と思い、がむしゃらに働いてきた結果です。」と笑顔で語る表情を見て、実に素晴らしい先輩が近くに居たもんだなぁ~と胸が熱くなりました。

お客様への愛情とラーメン作りへの情熱。私もたくさん勇気をいただきました。

 
 さて、なかなか時間が取れず作れなかったのですが、多くご要望をいただいたこともあって、外にがま口のあるラウンド長財布を作りました。今回をもって申し訳ございませんが、またしばらくヤフオクへの出品はお休みとなりそうです。

リバティのビニコ生地はホビーラ限定ジェニーズリボンズ(11Y)を使用し、がま口部分は小花柄のナイロン生地、他ピンク色のシャンタンを使用しています。
外側はショッキングピンク、内側はイチゴミルク色の牛革を使用しています。

がま口の仕切り部分には、小さいポケットがあり、カードやレシートを入れられるようになっています。
ファスナー内のカード入れは、全部で12枚収納可能となっています。

 <サイズ> 縦 10.5cm 横 19.5cm まち 4.0cm
重量 325g

※ 多少の誤差はご容赦願います。

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