リバティ（Ros ロス）　三日月ショルダーバッグ

　今日で7月も終わり。本来なら東京オリンピックで大盛り上がりの時期だったでしょうか。
私は、妻の命日ということで墓参りに行ってきました。
お墓に行くと鳥の鳴き声と蝉の声。自宅にいると近くに大きな木が無いせいか、蝉の声を聞くことがありません。ここに来ると季節を感じます。

辺り一面に、黄色のタンポポが咲き乱れ、とても美しく極楽浄土を思い浮かべさせられます。
今年は、いつもある虫の知らせなども全く無く、実に静かです。

10年が経ち、もう安心して向こうの世界に渡りきったのかなぁ～？　と思わされました。
それと同時に、少し私の肩の荷が下りた感じもしました。

毎朝、般若心経を唱え、「こちらは大丈夫だから、ちゃんと向こうの世界に行けよ。」と声を掛け続けてきました。
ようやく、こちらの勤めもある程度できたのかなと考えています。

あの世の世界のことは、よく分かりませんが、送る側、送られる側、それぞれの役割があると思っています。
そうやって命は紡がれていくと信じています。

 
　　さて今回は、三日月型のショルダーバッグを作りました。

リバティ(Ros ロス)のラミネート生地と柔らかめのロイヤルブルーの牛革の組合せになります。

表のラミネート生地には、芯材を貼っていますので張りがあります。ファスナーポケットは前側に長さ12cmのが２ヶ所（ポケットはそれぞれ独立しています）、後ろ側が20cmのファスナー口になります。前側にはレザータッセルをあしらっています。

バッグ口は38cmのダブルファスナーになっており、本革で縁取りしています。
内側は花柄のリネンで、2室に分れたポケット（一つはペン挿し）と後ろ側に20cmファスナーとDカンが付いています。

ショルダーベルト（本革）は2.0cm幅、長さは短いほうが50cmで長いほうが90～130cmになります。
短いほうは、中にスポンジが入っています。
肩パットの裏側は、ベロアの牛革を使用していますので滑りづらくなっております。

エレガントな雰囲気のバッグに仕上がっております。

[Show slideshow]