リバティ サイドベルト付きトートバッグ

 近くの田んぼに水が入り、夜はカエルの大合唱です♪
青森も初夏の時期を迎え、とても過ごしやすい時期に入りました。関東や西日本各地ではもう夏日を迎えるなど、早くも夏モードですね。これからの季節は北国で良かったと思ってしまいます。

5月の連休は、普段なかなか出来ない細かい作業をしていて、気付いたら終わっていました。
そんな連休でしたが、時間の合間に少しゆっくり読書を楽しんだりしていました。
普段石油で大変お世話になっている中東諸国ですが、ここのところシリア、イラクやイエメンなどを中心として大変状勢が不安定になっており、どうしてこんなにもめるのか興味があり、その関連の本など読んでみました。

結局その中でも最も古いユダヤ民族の歴史を知ることである程度理解できるように思いました。そのため紀元前1700年旧約聖書のアブラハムの時代までさかのぼる必要があり、十何年かぶりに旧約聖書を読んだりもしました。

ユダヤ民族の歴史は長いですが、ローマの時代に国を失ってから再び流浪の民となり、悲劇的な歴史が多いです。再び奇跡的にイスラエルを建国するまで2000年かかったのですから、気の遠くなるような歳月を費やしてやっと建国できた訳です。
海に囲まれて、自然の要塞の中で侵されることなく国を長らえてきた日本とは、まるで違う国です。

ユダヤ人の大虐殺は、ヒトラーの前にもキリスト教徒によって何度も行われてきました。偏見や差別意識の中で、常に迫害される対象になってきた訳で、そのような状況の中でより一層団結力が強くなったのかも知れません。

中東地域は、厳しい環境であればあるほど、お互いの宗教心や民族意識が強くなり、そこに欧米を中心とした大国の思惑が重なり、混沌とした状態に追い込まれているように思います。
今からちょうど100年前、英仏によるサイクス・ピコ協定に近い線で、宗派や民族に関係なく勝手に国境線が引かれ、災いの種を蒔かれたままの状態であることを気の毒に思います。

お互いの教えや伝統、習慣を受け入れることは不可能かと思いますが、何とか均衡を保って、これ以上の悲劇が繰り返されないことを祈るばかりです。

 

 さて今回は、リバティ イルマのラミネート生地とイチゴミルク色の牛革を組み合わせたトートバッグを作りました。

表は、キルト芯が入っていて、ややふんわりした感じになっています。
また、正面部分にはパンチング加工された革をアレンジし、後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革(裏は芯材で補強)を使用しています。

調節可能な持ち手(2cm幅)を使用し、様々な環境で活躍できるように工夫してあります。
サイド部分には、3段階に調節できるベルトを付け、お好みのシルエットを楽しめるようにしてあります。

内布は、小花柄の綿麻を使用。3室に分かれたポケットと20cmファスナーがついています。
バッグ口はファスナーでの開閉で、スライダー部分に葉っぱの形をした革をあしらっています。

初夏のお出かけのお供にいかがでしょうか。

 <サイズ>  たて(中央)23cm×よこ35cm×まち(最下部)12cm(最大)20cm
(バッグ口ファスナーは26cm)
持ち手のR寸法 金具まで48~60cm
重量 740g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

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