本革＆リバティ　A4ボストンバッグ

　今日は春の彼岸です。青森もようやく氷点下の世界から解放されて、吹く風も心地良くなってきました。久しぶりに家族揃ってのお墓参りです。
先日お墓の掃除をしていましたので、気持ち良くお墓参りできました。 😛 まわりにはまだたくさん雪が残っていますが、日当たりがいいこともあって、お墓だけは雪がすっかり溶けています。

私は、毎朝お供えをして手を合わせていますので、そんなに報告することもないのですが、家族が無事こうしてお参りできたことを感謝しました。
私たちは、今現在ここに生きていますが、同時に過去と未来にも生きています。悠久の歴史を経て、その間に一人でも先祖が欠けていたら、私という存在はなかったのですから、奇跡的な確率で生まれてきた訳ですね。
宗教やイデオロギーの違いはあっても、先祖を敬う気持ちはとても大切だと思います。自分の根っことも言える部分であり、根がしっかりしていれば困難とも思える風雪にも耐えられるのではと思っています。
まだ幼い子供の自殺のニュースを聞くたび、とても心が痛みますが、根を大切にする教育あるいは親の姿勢がとても重要なのではと強く感じます。
 
　さて今回は、ラベンダー色の柔らかめの本革（弱いシボ加工のオールド風）にリバティ（StrawberryThief）のラミネート加工生地を合わせたA4サイズのボストンバッグを作りました。
正面側には、バテンレース風にアレンジした革をあしらいました。革はそれほど伸び縮みしませんので少し悩みましたが、なんとかそれ風に仕上がったのではと思っています。
反対側には２０cmファスナーポケットが付いています。

内布は花柄のコットンで薄い芯が貼ってあります。ボストン内側は、２室のメッシュポケットと反対側に２０cmファスナーポケットが付いています。
バッグの縁のR部分は、革にポリ芯を入れた玉縁仕様になっていますので、型崩れもしづらいようになっています。　底面や持ち手なども同様の本革を使用しています。
ショルダーベルト（リネンテープ）はオプションとなっております。

落ち着いたしっかりした鞄ですので、通勤・通学でも活躍してくれそうです 😛

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