リバティ（Ros ロス）　ブガッテイバッグ

2020/10/07

　今年も庭のキンモクセイが、可愛らしい黄色の花を咲かせ、良い香りが漂っている。
昼夜の気温差も徐々に大きくなって、街路樹の桜の葉も色づいてきました。あちこちにある林檎畑のりんごも大きく実を付け、もう収穫が始まっているようです。
最近は、輸出量も多くなっているようで、海外での人気は高いようです。

　海外と言えば、いよいよ米国大統領選挙も最終盤に入ってきました。
今回の大統領選挙は、トランプか反トランプかと言った様相で、良くも悪くもトランプ劇場が続いている感じです。
そんな大統領選挙を楽しむ為に、一冊の本を購入。
　最近は、Kindle版を購入することが多くなりました。
本棚の空きが無くなってきたことと、音声データ化して作業しながらでも本が読めることが一番のメリットです。

著者の渡瀬裕哉氏は、4年前に「トランプの黒幕　日本人が知らない共和党保守派の正体」という本を出し、綿密な数値データの分析を行い、「白人低所得者層支持」も「隠れトランプ」も、大嘘だったと論破していた人物です。本を手にした当時、凄い分析力だなと感心したものです。
そして、トランプの支持組織の論文を丁寧に分析した上で、こうなっていく可能性が高いと予想していましたが、ほぼその通りの展開となってきました。
トランプは、予測不能で何をするか分からないとデタラメを言っていた識者が多数存在していましたが、ただ単に分析力が足りなかっただけだったと言うことが今になってみればハッキリしています。

前回の大統領選挙は、ヒラリーの人気があまりに無かったので、何とか勝利を手にすることができましたが、今回は、反トランプで団結しているバイデン候補が一貫してリードを保っています。
現状は、大きなミスがない限り民主党のバイデン候補が勝つ確率が高いようです。　ただ、接戦州での勝敗が運命を分けますので、ここでどれだけトランプ陣営が取れるかが鍵となります。今回は、コロナ禍の中で益々予測不能な展開となっており、郵便投票が多くなることから、なかなか決着が付かない可能性もあり混乱しそうです。

また、大統領選挙と同じくらい重要な上院下院選挙もあります。ここで、民主党が大統領、上院、下院全てに勝利するトリプルブルーの可能性が一番高いと言われています。
もし、トリプルブルーが実現した場合、日本にも大きな影響が出てきそうです。
そうなった場合、民主党内の中道派と左派との対立が激化し、もし左派が主導権を握った場合、大変な混乱が生じ、おそらく株価は、大幅に下落するものと予想されています。また、企業が海外へ出ていく可能性が高まり、国内雇用が不安定化するとの指摘もあります。

次に確率が高いのは、大統領が民主党のバイデン、上院が共和党、下院が民主党のパターンです。他にも、大統領と上院が共和党、下院が民主党が勝つパターン、大統領が共和党、上院下院が民主党のパターン、大統領が民主党、上院下院が共和党のパターン、共和党が全て勝つトリプルレッドなど、全てのパターンを分析し予想しています。

まぁどういう結果になるかは分かりませんので、著者が言われるように、あらゆるパターンに対応できるように準備しておくことが一番大切なことかと思います。
それにしても世の中の流れが早くて、50過ぎのおっちゃんにはしんどい時代です。