リバティ ころりん がま口ショルダーバッグ 新作
少しずつ日が短くなり、秋を徐々に感じるようになってきました。台風の影響で北海道や岩手県の大平洋側では大変な被害を受けたようで、心よりお見舞い申し上げます。
青森も強風の影響で、被害を受けた林檎農家の方も多くおりましたが、恐れていたほど被害は少なかったようです。最近は暴風ネットを施設している農家が多くなったことも、被害が少なかった要因ではないかと思います。
我が家も趣味で植えている林檎が50個ほど落果し、枝折れ等被害がありました。ただ木がなぎ倒されるまではいきませんでしたので、ホッとしています。
最近シンギュラリティ(技術的特異点)に関する本など読んだりしています。簡単に言うと人工知能が人間の知能を越える地点。
それを越えるとどのような社会変革が起きるのか、いろいろと熱い議論が進んでいます。
左図のように技術的進歩は指数関数的傾向の曲線のように加速度的に進歩すると言われております。現代は曲線が急速に上昇していく手前の位置にいるようです。
人類がこれまで長い年月をかけて、狩猟から農耕、工業と進歩を遂げて来ましたが、いよいよここに来て一気に進歩する時代に入って来ているとのことです。その爆発的な進歩を遂げる源が人工知能という訳です。
ディープラーニング(深層学習)により、人間の脳と同じように学習能力を自ら身に付けていく、それも恐ろしい速度で。これにより、恐ろしく頭の良い知能を手に入れることができるようになります。
もしかしたら今後のノーベル賞はAIが受賞する時代が来るかもしれません。
何だかSFの世界のようで恐ろしさも感じますが、これをうまく活用して人間世界に応用できたら素晴らしい時代が来る気がしてワクワクします。
例えば、私のように何から何まで自分一人でやっているような人間は、お客様からのご要望を聞いて、パターン作成までAIがやってくれたら、私は細かい手作業にだけ集中できて、作業効率が飛躍的に向上します。
これから少子高齢化が進みGDP(国内総生産)が減少して税収が減少し、大変なことになると財務省やマスコミは騒ぎ立てますが、一人あたりの生産性が飛躍的に向上しますので、人口減少のスピードより生産性のほうが上回り、個人的には逆にGDPが増えるのではないかと期待しています。
もうすでに、一部海外のマスコミは記事をAIに書かせている所があったり、人事査定や画像検査をやらせていたりしています。アマゾンはドローン宅配を進めるべく、きちんと宅配出来ているか衛星による監視能力を高める技術開発をしています。工場においても今まで100人で稼働していたのが、10人で済むようになるかもしれません。究極的には、AIやロボットに仕事を任せて人間は無理に働かなくても良い時代が来ると言う人もいます。
技術の進歩により、現代の様々な課題が解決出来るかもしれないと思うと明るい気分になります。財務省は、しきりに国の借金(正確には政府の債務)を誇張しますが、貸借対照表の反対側にある膨大な資産の部分を何故かあまり言いません。しかも財務を握るお母さんは勝手にお金を刷ることも出来れば、働き頭のお父さんの寿命もほぼ永遠です。この事実だけでも家計に例えるには無理があります。
デフレ思考を脱却して、より積極的な投資を促す方向で政府や日銀には頑張って欲しいですね。
さて今回は、がま口タイプでショルダーバッグを作って欲しいとのご要望をいただいておりましたので、試作も兼ねて作ってみました。ころりんとした丸みのある曲線と、種々のポケットや意外と容量もあり、様々なシーンでご活躍いただけるのではと思います。
表は、リバティのラミネート生地(ジェニーズ・リボンズ)でキルト芯が入っていますので、ややふんわりした感じになっています。イエローの牛革(やや柔らかい)との組合せになっています。
24cm幅のがま口を使用し、カシメにより生地と固定しています。
前面に、縦12cm横18cmのフラップ付きポケット、後面に18cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革(裏は芯材で補強)を使用しています。
内布は、花柄の綿麻を使用。3室に分かれたポケットと18cmファスナーがついています。
ころりんとした可愛いショルダーです。
<サイズ> | たて(中央)26cm×よこ(下部最大)36cm×まち(最下部)15cm
本体重量 720g |