リバティ サイドベルト付きトートバッグ

 久し振りの更新となってしまいました。
母が、お盆の時期に転倒し腕を骨折。 病院の送り迎えや家事の量が増え、アタフタしております。
更には、台風が太平洋側から来るという、今まで体験したことが無いような方向から来るということで戦々恐々としています。 一旦日本海側に抜けた後、再上陸というのが通常のパターンです。

太平洋側の方には申し訳ありませんが、できることなら奥羽山脈で台風が弱まることを期待しています。

心配されていたリオオリンピックも無事終わり、沢山の感動をいただいた大会でしたね。
水泳や柔道、体操、レスリング、バトミントンなど奇跡的な逆転劇での金メダルは、日本人もここまで勝負強くなったのかと驚かせられました。
そんな中で個人的には、卓球とシンクロナイズドスイミングを注目していました。
卓球は、愛ちゃんや若干15歳の伊藤美誠選手など注目されていましたが、職人気質の私としては卓球台も注目していました。使われていた卓球台は、made in Japan です。日本メーカーのSAN-EI製で、特徴ある土台は家具に興味のある方なら誰でも知っている天童木工が担当しました。天童木工 | Rio2016オリンピックテーブル「Infinity 2016」

山形県にある天童は、将棋の駒の製造で有名で、知人で製造・販売されている方がいましたので、何度か実際に彫刻しているところを見学させて頂いた経験があります。職人を育てるのが大変だと嘆いていたことを思い出します。

そして、見た目の美しさとは裏腹に、最も過酷な競技と言われるのが、シンクロナイズドスイミングです。
私もこの動画を見るまでは、どれ程過酷な競技なのか知りませんでした。考えてみれば、無呼吸状態で激しく身体を動かし、しかもよく見えない状態で寸秒違わず合わせないといけない競技です。
日本も鬼コーチとして有名な井村雅代コーチを再び呼び戻し、限界を超えた厳しい練習をこなして見事銅メダルを獲得しましたが、それ程厳しい練習をこなしても尚、レベルの違いを見せ付けたロシアの選手には驚愕してしまいます。

まだ見ていない方にはお勧めの動画です。進化させるほどまでに身体を酷使するナタリア・イーシェンコ選手の飽くなき向上心には、人生観を変えさせるほどのインパクトがあります。ただここまでやらないと金メダルは取れないのかとも思わされました。

 
 さて今回は、サイドベルト付きのトートバッグを作りました。
正面部分の革に、正倉院文様からヒントを得た模様をレーザーによって刻印し、革用のインク(銀色)で色づけし、さらにツヤなしのレザーコートを塗りました。よりエレガントに特色のあるトートバッグに仕上がっています♪

表は、リバティのラミネート生地(フェリシテ)でキルト芯が入っていますので、ややふんわりした感じになっています。
後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革(裏は芯材で補強)を使用しています。

調節可能な持ち手(2cm幅)を使用し、様々な環境で活躍できるように工夫してあります。
サイド部分には、3段階に調節できるベルトを付け、お好みのシルエットを楽しめるようにしてあります。

内布は、花柄の綿麻を使用。2室に分かれたポケットと20cmファスナーがついています。
バッグ口はファスナーでの開閉で、スライダー部分に葉っぱの形をした革をあしらっています。

華やかさと気品ある一品に仕上がっております。

 <サイズ>  たて(中央)23cm×よこ35cm×まち(最下部)12cm(最大)20cm
(バッグ口ファスナーは26cm)
持ち手のR寸法 付け根部分まで49~64cm
重量 790g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

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