リバティ サイドベルト トートバッグ ファー付き

 今年も気が付けば、あと2ヶ月を切りました。北海道では早くも積雪との情報。津軽海峡を隔てているだけですが、まだ青森までは寒気が下がってきていないようで意外と暖かいです。

8月に母が手首部分を骨折したことを書きましたが、未だに治っておりません。
と言うのも、最初に治療を受けた病院でのミスなのか、いい加減なのか知りませんが、骨がズレた状態(正確にはねじれた状態)で接骨してしまい、他の病院で改めて診断してもらって手術を受けたからです。

確か土曜日ということもあって、応急治療も受け付けてくれる総合救急病院(弘前記念病院)で最初治療を受けました。
ギブスが外れてリハビリに入ったのですが、手首の痛みや腫れが一向に改善しません。私は、医者はピンからキリまであるから他の病院で診断して貰ったらと言ったのですが、躊躇したようでしばらくリハビリに通っていました。

それでもどうしても痺れや腫れが治らないので、ようやく決心したようで近所で評判の手専門の病院にて診断を受けました。
驚くことに、完全に骨がズレてしかもねじれているとのこと。即手術の必要があると言われました。
そこの医師からは、「レントゲン撮った時点で分かるはずだけどなぁ~。」と言われたそうです。(・0・)
酷いものです。このあたりでは救急患者も受け付ける総合病院です。それがこのお粗末な治療とは…。

泣く泣くその病院で手術を受けることになったのですが、医師から同意書を渡され、大量出血になる可能性もあるなどの項目もあって酷くおびえるもので、「医者の保険のようなもんだ。」と言って落ち着かせました。(妻の治療の際に散々書かされましたので経験豊富です。^^)

手術日付き合ったのですが、1時間半以上経っても出て来ない。
そんなに難しい手術だったのか? それとも緊急事態が起こったのか?!
と心配したのですが、手術自体は1時間程度で終わったようです。ただ、骨をのこぎりで切断し、人工骨を入れて何人かで押さえ付ける作業などしたもので気分が悪くなり、そのままベッドで休んでいたようです。

どの世界にも優劣はあるものです。
ただ命を預かる医師は、なるべく差が無いことをお願いしたいものです。
私の場合、妻に対する大学病院の対応があまりにも酷かったので、特に医師に対する不信感は強烈です。
私が死ぬ時は、大学病院にだけは世話になるまいと硬く心に誓っています。

何故か病院関係者の方が多くお客様におられますので、あまり言いたくなかったのですが、大学病院は患者をモルモットのようにしか考えていないのでは?
と思えてしかた有りません。

妻は弘前大学付属病院にて治療を受けておりましたが、夜中自宅にて急に緑色の液体を嘔吐し、救急車にて運ばれました。 大学病院で治療を受けているのでそちらに運んで欲しいと言ったものの何と拒否! 仕方なく別の病院に。
結局対処出来ずに大学病院に搬送されたのですが、診断の結果治療不可と判断されたようで半日も置いておくことなく別の病院に行くよう指示されました。
気が動転していましたので、そのまま指示に従い苦しむ妻の体調を案じながら介護用タクシーを手配して他の病院に移動しました。

後で考えると、都合が悪くなったのか研究対象にならないと判断したのか分かりませんが、大学病院側が後腐れ無いように素早く移動させたのではないかという強烈な不信感だけが残りました。
ただ唯一の救いは、終末医療をしてくれた病院の婦長が、もう起きることの無い睡眠導入剤を入れる前に妻と会話し涙してくれたことです。
その時私は本当にもう意識が戻ることが無いとは、はっきり認識していませんでしたが…。

 
 どうも病院の話をし出すと暗くなってしまいますが、気を取り直して今回のバッグの紹介をさせていただきたいと思います。

今回も、サイドベルト付きトートバッグに取り外し可能なフェイクファーを付けたバッグを作ってみました。
ファーは手触りの良い柔らかめの素材で毛先にいくほど白くグラデーションしています。
ファー全体を革に挟んでおりバネホックで着脱できるようになっています。
※今日は日中も暗かったため写真の色合いが微妙に違います。

表は、リバティのラミネート生地(スイム・ダンクレア)を使用し、濃い紫の牛革と組み合わせております。
後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革(裏は芯材で補強)を使用しています。

調節可能な持ち手(2cm幅)を使用し、様々な環境で活躍できるように工夫してあります。
サイド部分には、3段階に調節できるベルトを付け、お好みのシルエットを楽しめるようにしてあります。

内布は、花柄の綿麻を使用しています。
2室に分かれたポケットとペン差し、後ろ側に20cmファスナーがついています。
バッグ口はファスナーでの開閉で、スライダー部分に葉っぱの形をした革をあしらっています。

これからの季節、バッグもリバティでオシャレに決めてみませんか。

 <サイズ>  たて(中央)23cm×よこ35cm×まち(最下部)12cm(最大)20cm
(バッグ口ファスナーは26cm)
持ち手のR寸法 付け根部分まで49~64cm
重量 775g
※ 多少の誤差はご容赦願います。

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