リバティ　サイドベルト付きトートバッグ

　９月に入りすっかり秋模様。吹く風が少し肌寒く感じることもあります。
田舎にいると時間が止まっているかのようで、平穏に暮らしていますが、先月２９日早朝突然「Jアラート」が近くのスピーカーから流れてきました。
朝食の準備をしていて台所に立っていたのですが、換気扇の音などで最初よく聞こえなくて、換気扇やガスを止めて聞いてみると、あのちょっと嫌なサイレンが鳴っているではありませんか。
訓練？と思いつつテレビを付けてみると、本当にミサイルが上空を通過しているとのこと。
まぁそれでもそれほど動揺することもなく、通過の一報を聞いて普段通りの生活に戻りました。

「Jアラート」を実際に聞くのは初めてで、そんな時代に入って来たのかなぁ～と思わされました。
９月１日の防災の日は、ロケットの避難訓練が実施された青森県の自治体もあったようです。
スイスのように自宅に核シェルターでもあれば安全かも知れませんが、建物の中で身をかがめるぐらいしか方法が見当たりませんね。

おそらく米国は自衛権を発動する条件が整わない限り攻撃しないでしょうし、北朝鮮としても自殺行為はしないと思います。
今後このような緊張状態が何年続くのか分かりませんが、良い方向に向かうことを祈るばかりです。
日本人も、もうそろそろ自分達の問題でもあることを自覚する時期に来ているように感じます。

 
　さて今回も、サイドベルト付きトートバッグを作りました。
黒の牛革にオフホワイトの革紐を使用しましたので、ステッチ糸もオフホワイトにしました。
何だかブランド物のバッグみたいな仕上がりです。

表は、リバティのラミネート生地（ストロベリーシーフ）でキルト芯が入っていますので、ややふんわりした感じになっています。
後面に20cmファスナー、底部分に立体的に裁断した革（裏は芯材で補強）を使用しています。

調節可能な持ち手(2.4cm幅)を使用し、様々な環境で活躍できるように工夫してあります。
サイド部分には、３段階に調節できるベルトを付け、お好みのシルエットを楽しめるようにしてあります。

内布は、輸入した中厚コットンを使用。前後にマグネットボタンが付いた大きなポケット。
ファスナーを開けると２室に分かれたポケットが前側についています。

幅広い年代の方にご愛用いただけるかと思います。