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2014/09/07

　天候不順の影響で野菜の高値が続いています。青森でも葉物野菜を中心に高値傾向です。ここあたりでは、野菜の露天販売が盛んで、朝４時頃から道路脇に採れたての野菜が並びます。およそ市価の半値ぐらいということもあって、５時過ぎにはほとんど売り切れてしまいます。
今日も母が早めに買いに行ったようですが、「ぜんぶ売り切れで、なんもねがった（何もなかった）」と嘆いていました。明日の十五夜の影響もしくはスーパーの高値傾向を手伝って、買い物に来る客が増えたのかもしれませんね。

それにしても今、プロテニスの錦織圭選手の話題で持ち切りですね。何と言っても世界ランキング１位の選手を破って、４大大会初の決勝進出ですからね。錦織選手は青森山田高校の通信制課程東京校卒業ということで、かなり縁は遠いですが、わずかながら青森と繋がりがあります。

身長178cmと私と同じで、長身選手が居並ぶ外国勢と比べれば一回り小さい体ですが、ハンディをものともせず引けを取らない活躍は驚くばかりです。
現在のマイケル・チャンコーチとの出会いは、2011年の震災復興チャリティマッチがきっかけだったと言われています。
その時、背の低い自分が、どうしたら勝てるようになるのかと質問した場面がありました。その時チャンコーチがアドバイスした言葉が素晴らしい。（世界ランク２位まで上り詰めたマイケル・チャンも175cm）

当然高い打点からのサーブは打てないということは自覚しておかなければいけません。ただ背が低いことで有利な面は素早く動けること、より広い範囲をカバーできるということです。

ストローク戦においてスピードを活かしていけば大きなアドバンテージとなります。あなたは動きが速い上にパワーもあるしサーブも良いバランスのとれた体格だと思いますよ。

私がまだ若手だった頃には対戦した全選手の特徴などをノートに記録していました。勝因や敗因はもちろん自分に何が足りないかを分析するためです。一度負けた相手には対策を考え次ぎの準備をすることが重要です。

これらは全て「自分がなり得る最高の選手」になるためにやるべき工夫なんです。ショットの強化以上に大切なこと…それは「勝つ方法」を見つけることですから。

そしてスイス・バーゼルにて完膚無きまでに圧倒され完敗したフェデラー戦について聞いたところ厳しいアドバイスも。

あなたは一つ大きなミスを犯しました。
準決勝後のインタビューであなたはこう言いました「フェデラーと決勝で対戦するなんてワクワクします。」と。
「彼は偉大な選手で昔から私の憧れの選手なのです」と…

あなたの過ちはそこです。
何故なら･･･フェデラーとの決勝に進んだことで、あなたはある程度満足していた。
コートの外で誰かを尊敬するのは構いません。
しかしコートに入ったら「お前は邪魔な存在なんだ」と言い切る決意が必要なんです。

「優勝するのはお前じゃない！俺だ！」という気持ちでなければ戦う前に負けています。
「過去の実績なんて試合には関係ないんだ」という強い気持ちが必要です。
あなたは相手が誰であろうと勝つことだけを考えるのです。

この言葉は、生きていく上でも貴重な言葉ですね。

漫画「エースをねらえ！」に匹敵するような厳しい練習をチャンコーチのもとやってきたと聞いています。是非優勝して欲しいですね。