リバティ ポケットいっぱい お財布バッグ
昼夜の気温差が大きくなり、随分秋らしくなってきましたね。青森の稲の生育はほぼ例年並みで順調なようです。これから収穫の秋を迎え、いろんな美味しいものをいただけますので楽しみですね。
最近日経産業新聞で、「緩まない ねじ革命」と題して、あるベンチャー企業の社長が話題になっていました。「学歴なし」「就職歴なし」というユニークな履歴も手伝ったようです。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76186450W4A820C1X11000/
女性にとっては、あまり関心のない話題だと思いますが、工業系男子としましては、「これは凄い!」と驚きと感動をもって記事を読みました。
ネジはありとあらゆる製品に必ず使用されますし、ネジが緩んだり破損した場合人命に関わる場合もありますので、目立ちませんが非常に重要な部品になります。
今までは摩擦力を利用して緩まないようにしていたものを、ネジ山を工夫することにより右回り・左回り両方のナットを一本のネジに取り付けることができるという画期的なものです。
そんなネジの記事を読んで思い出したのが、ミシンの構造です。普通の本縫いミシンは、上糸とボビンに巻いた下糸を絡ませ縫い合わせていきます。この構造は、もうかなり前から変わりません。
昔、工業用ではトップメーカーのJUKIに研修のため2週間ほど行ったことがあります。最後は試験があり、規定時間内に本縫いとロックミシンを分解し、組み立てるといったことをやりました。
その時お世話になった教官に、ボビンなしで本縫いができたら特許が取れるから、思い付いたら教えてくれと言われました。
今はいろんな自動化ミシンや特殊ミシンもありますが、縫い方自体は変わっていません。そのうち画期的なミシンが出てくるのか楽しみですね。
さて今回は、リバティ(Kayoko)のラミネート生地を使用しまして、お財布バッグを製作いたしました。
持ち手部分の角カンに付属の革紐を付けると斜め掛けもできます。※今回ちょっと革が厚めだったこともあって、少し取り外ししづらいです。
表側は、キルト芯が入っていてふっくらしています。
あおりポケットのような大きな収納スペースと、携帯やポケットティッシュなどが入るメッシュポケットが両面に付いています。
後には、16cmのファスナーポケットもあります。
内側は、リバティ ダンジョのビニコと赤の本革、シャンタンを使用し、がま口の小銭入れ、ファスナー式ポケット、18枚収納できるカード入れがあります。
また、8mm幅で長さが124cmの本革紐も付いています。
持ち手は、2cm幅で26cmの長さになります。
秋の行楽のお供にいかがでしょうか?
<サイズ> | 縦 13cm 横 21.5cm まち 3.5cm 持ち手 26cm 本革 ショルダーベルト 124cm(ナスカン部分含まず) 本革 重量 500g |